横浜でマイホームを建てるときには、横浜の情報や、注文住宅を建てるときの注意点、注文住宅業者の選び方など、知っておいた方がいいことがたくさんあります。このような情報を知っておけば、理想のマイホームを建てることができるでしょう。
誰もが住みたい横浜の魅力【マイホームを建てる人が多い理由!】

横浜は、赤レンガ倉庫や横浜中華街など、多くの人が訪れる観光名所や、大型のショッピングセンター、百貨店などの商業施設も立ち並んでおり、どんな世代でも楽しめる場所になっています。そんな横浜は、住みたい街としても多くの方に知られていますよね。
みなさんの周りにも、横浜に住みたいと思っている方が多くいるはずです。ではなぜ、横浜は住みたい街として多くの方に支持されているのでしょうか。
その理由はいくつかありますが、まず1つ目は、アクセスのよさでしょう。横浜には、JRはもちろんのこと、京浜急行電鉄、東京急行鉄道、相模鉄道など数多くの電車が通っています。
いろいろなところに行きやすく、渋谷や新宿まで30分で行けるほど、東京へも時間をかけずに行くことが可能です。このように便利な駅になっているので、利用者数が東京の主要駅に並ぶくらいの多さになっています。
そして、横浜が支持される2つ目の理由は、子育てのしやすさです。横浜では「子ども・子育て支援新制度」があるなど、どの地域よりも子育てや教育に力を入れて取り組んでいます。
そのため、共働きなのに、子どもの幼稚園や保育園が決まらないという問題にも、全面的にサポートしてくれることでしょう。子育てをするなら、横浜に住んだ方がいいと言っても過言ではないかもしれませんね。
最後3つ目は、自然環境のよさです。公園や河川が豊富にそろっており、家族みんなで自然を感じながらのびのび遊ぶことができます。日頃の疲れを癒せるような、いい休日が過ごせることでしょう。
ポン
【横浜が住みたい街として多くの人に支持される理由】
- アクセスのよさ
- 子育てのしやすさ
- 自然環境のよさ
横浜市の土地代・坪単価ってやっぱり高い?相場はいくら?

横浜の土地代や坪単価は高そうなイメージがありますよね。横浜に住みたいと思っても、費用が気になって、一歩を踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。
横浜の土地価格相場は約80万円/坪となっていますが、それに比べて神奈川県の土地価格相場は、約64万円/坪となっており、確かに横浜の土地価格相場は、神奈川県の平均よりも高くなっています。特に、赤レンガ倉庫や横浜アリーナなど、有名な観光名所がたくさんある中区、西区、港北区は横浜の中でも割高です。
しかし、泉区、磯子区や旭区などエリアによっては、神奈川県の土地価格相場よりも安いところもあります。このような安いエリアを選べば、駅から近いところに家を建てることができ、また横浜市内の主要駅へのアクセスもいいので、交通の便の不自由さを感じることもありません。
家の周りには公園やスーパーマーケットも多かったり、生活しやすくなっているので、価格相場が安いからといって、住みにくいというわけではないのです。もし横浜にマイホームを建てたいけど、費用が気になるという場合は、そういったところを選ぶのも1つの手でしょう。
横浜の土地価格相場が高いことは否めないですが、高くても住む価値があることは間違いありません。交通の便がいいにも関わらず、自然を感じることのできる公園や河川が多く、また子育てもしやすいエリアです。
こんなに生活しやすい地域は他にないからこそ、土地価格相場が高くても住みたい街ランキング1位になっているのでしょう。
ポン
- 神奈川県の土地価格相場が約64万円/坪のところ、横浜市の土地価格相場は約80万円/坪
- 横浜市の中でも、中区、西区、港北区は特に高い
- 一方で泉区、磯子区、旭区などは県の相場よりも安い
注文住宅と分譲(建売)住宅の違いを確認!

注文住宅の特徴
注文住宅の最大の特徴は、自分の理想に合った家を建てるために、間取り、工法、設備、内装や外装などを自由に決められることです。壁やドアノブまでも自分で選ぶことができるので、細かくデザインできます。
土地を持っていない場合は、土地選びから始めるので少し大変ですが、土地も選ぶことができれば、より自分の理想の住宅に近づけることができるでしょう。しかし、このようにすべてのことを自由に決められる分、家が建つまでに時間がかかるというデメリットがあります。
そのため、入居時期が近い日程で決まっている方には、注文住宅は向いていないかもしれません。逆に遅い入居でもいい方にとっては、自由に決められる注文住宅はおすすめです。
実際に注文住宅を建てるときには、設計や施工を業者に依頼しますが、設計から施工までを一貫して行ってくれる業者もあれば、設計と施工が違う業者のところもあります。いい業者に依頼できれば、望み通りの家を手に入れることができ、大変な作業は安心してお任せできることでしょう。
分譲(建売)住宅の特徴
分譲(建売)住宅は、土地と家を一緒に買うことができるものです。大きな土地を分け、そこにいくつか同じような家を建てて販売していくのが、基本的な分譲(建売)住宅になっています。
もうすでに家が完成している場合もあれば、ある程度は決まっていて、家は完成していない場合もありますが、どちらにしても、どんな家が建つのかはイメージがしやすいです。また費用もあらかじめ決めてあり、明確に示されているので分かりやすくなっています。
この2つの分かりやすさは、分譲(建売)住宅ならではのメリットといえるでしょう。一方デメリットとしては、住宅の間取りや内装などが全て決められているので、自由度が低く、理想の住宅に近づけるのは厳しいところです。
そのため分譲(建売)住宅は、デザインなどにこだわりがなく、なるべく早く住宅を購入したい方におすすめだといえるでしょう。
選ぶなら注文住宅がおすすめ!
注文住宅は、家が完成するまでに時間がかかますが、その分細かく決めることができるので、希望の家を完成させることができます。一方、分譲(建売)住宅は、家が完成されているため分かりやすさはありますが、自由にデザインなどを決められません。
せっかく念願のマイホームを建てるなら、心の底から納得のいく家を手にしたいですよね。そのため、時間をかけてでも細かく決められる注文住宅の方が個人的にはおすすめです。
ポン
【注文住宅の特徴】
- 間取り・工法・設備・内装・外装などの自由度が高い
- 工期が長い
- せっかく念願のマイホームを建てるなら注文住宅がおすすめ
【分譲(建売)住宅の特徴】
- 入居後のイメージがしやすく、費用も明確
- 自由度が低く、理想のマイホームとは言い難い
- 家にこだわりがなく、少しでも早く購入したい方におすすめ
【工務店とハウスメーカー】選ぶならどちら?

工務店の特徴
工務店は、ハウスメーカーに比べると小規模になっていますが、小規模ならではのメリットがたくさんあります。まず、地域に密着していることが多く、お客さま一人ひとりに寄り添った対応をしてくれることです。
地域に密着しているということは、その地域のことを詳しく知っているということなので、地域に適した家づくりを提案してくれます。また、一人ひとりに寄り添った対応なら、相談もしやすく、どんな家にしたいのかを細かく工務店のスタッフに伝えることができますよね。
これなら、より理想の家に近づけることができるでしょう。さらに、工務店はこだわりを持っているところが多く、質の高い家づくりを行っていることも特徴です。
それぞれの工務店でこだわっていることは異なるので、工務店のこだわりと、思い描いている家がマッチすれば、最高品質の家を期待できることでしょう。
ハウスメーカーの特徴
ハウスメーカーは規模が大きく、全国に展示場やモデルハウスを展開しています。そのため、どんな家づくりをしているのかを実際に見に行くことができるので、家の完成形を想像しやすいです。
またハウスメーカーは、社員の研修がしっかりされているため、知識はある程度あり、対応もしっかりしています。社員によるプレゼンテーションも分かりやすいので、どのような家にするか決めやすいでしょう。
他にも大規模ならではの安心感ゆえの、依頼のしやすさなどもあり、ハウスメーカーならではのメリットは多いです。しかし、展示場や広告宣伝に費用をかけているため、そのような費用がない工務店よりも建築費用が高いというデメリットも。
さらに、ハウスメーカーだと決まりごとも多いので、注文住宅といえど融通が利かないこともあります。そのため、住宅建築に関しては業者にお任せしたいという方はハウスメーカーがおすすめです。
選ぶなら工務店がおすすめ!
工務店は小規模なので、規定もあまりなく、一人ひとりのお客さまに寄り添って丁寧にサポートしてくれます。一方で、ハウスメーカーは大規模であるため、知名度が高く安心感がありますよね。
このようにそれぞれに特徴があるので、自分がどのような家づくりにしたいのかによって、どちらかを選べばいいと思いますが、私がおすすめなのは工務店です。工務店の方が、要望を丁寧にヒアリングし、希望通りの家にしてくれることでしょう。
ポン
【工務店の特徴】
- 小規模ならではの、お客様一人ひとりの希望に添った家づくりをしてくれる
- 地域密着型であり、その地域に精通している
- こだわりを持っているところが多く、質の高い家づくりを行っている
【ハウスメーカーの特徴】
- 規模が大きく、安心感がある
- 展示場の維持費や広告宣伝費が建築費用に反映されるため、コストが高くなる
- ある程度規格が決まっているため、注文住宅といえど融通が利かないこともある
注文住宅の間取り決めの重要ポイント!

注文住宅は、間取りから外装や内装まで、自由に決めることができる点が特徴ですが、決めるときに気をつけた方がいいこともあります。
収納
収納は、まず収納したいものがすべて入る広さにしないといけません。そのため、収納したいもののサイズを知り、そのサイズに合わせて収納スペースの幅、高さ、奥行きを決めていきます。
もし収納するものが多い場合は、ウォークインクローゼットを利用することがおすすめです。特に、洋服をウォークインクローゼットに収納しておけば、そこで着替えを完了することができるので便利ですよね。
収納したいものを把握し、それに適した収納スペースを確保しましょう。
水回り
トイレ、浴室、洗面所などの水回りは、近くに設置することをおすすめします。なぜかというと、水回りを近くに設置すれば、設備を1つにまとめることができるので、コストの削減が期待できるからです。
また、水回りは排水音が気になることが多いので、部屋の隣、特に寝室の近くには配置しない方がいいでしょう。
生活導線
暮らしやすい生活導線にするためには、家族みんなの導線を知っておく必要があります。それを知るためには、はじめに平日と休日の朝起きてから、夜寝るまでの家族みんなの動きはどうなっているのかを確認。
それに合わせて、動きやすいような導線を確保していきます。さらに、洗面所などみんながよく使う場所は、朝の支度をしているときに混雑しやすく、生活のしにくさにつながりますよね。
そういったこともあわせて設計士に相談するといいでしょう。
配線
配線は、便利な生活をするうえでかかせないものになるので、必要な場所に必要な数だけ配置することが重要です。そのためには、掃除機、洗濯機、冷蔵庫、テレビなど、使う家電をリストアップし、その家電に合わせて、どこにコンセントをつけた方がいいのかを考えます。
特に掃除機は、コンセントを指しながら動くものなので、掃除機をかけやすいような位置に配置することが大切です。また照明は、生活の動きに合わせて設置すれば、動きの流れでスイッチを使えるので、より暮らしやすくなるでしょう。
音
子どもが走り回る音、洗濯機の音、テレビの音、足音や外から聞こえる音など、音は気になり、ときには不快にさせるものになりますよね。そのような音の発生源を確認し、うまく配置するだけでも、心地よく暮らすことができます。
例えば、子ども部屋、トイレ、キッチンなどのよく音が出るところが、人が集まるリビングや、休む場所である寝室に接して配置されていないかなどを確認しておくといいでしょう。また、道路に面したところに寝室を配置するのも、眠りの妨げになるので避けることがおすすめです。
このように、設計する際には注意するポイントが多いので、業者とよく相談してから決めるといいでしょう。
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【間取りを決めるときのポイント】
- 収納したいものに適した収納スペースの確保
- トイレ、浴室、洗面所など水回りの配置
- 朝の支度が混雑しないような生活動線
- コンセントや照明のスイッチの位置
- 生活音や外部からの騒音に配慮した間取り
自然素材住宅って何?メリット・デメリットは?

最近では、自然素材住宅にしている家庭も増えていますが、そもそも自然素材住宅とは一体どんな住宅なのでしょうか。
自然素材住宅とは?
自然素材住宅とは、文字通り、化学物質が含まれていない自然素材を使った住宅のことです。自然素材といえば、無垢材、コルク材、セルロースファイバー、天然リノリウムなどが挙げられます。
そんな自然素材の特徴は、素材のぬくもりや香りを感じることができ、家にいながらも自然に触れることができるところでしょう。そのおかげで、朝は気持ちよく目覚めることができ、帰宅後はその日の疲れを癒すことができるのではないでしょうか。
さらに、自然素材は時が経つにつれてなじんでいき、熟成されるので、より深い味わいを感じることもできます。完成した直後とは、また違った雰囲気を味わうことができるので、数年後が楽しみになりますよね。
自然素材住宅のメリット
自然素材住宅のメリットは、なんといっても健康に優しいということでしょう。通常の住宅の場合、素材に化学物質が含まれているので、その影響によりシックハウス症候群や化学物質過敏症の危険性が高まります。
しかし、自然素材住宅なら、化学物質が含まれていない自然素材を使うので、そのような心配がありません。そのため、小さい子どもがいる家庭や、アレルギー体質の方でも安心して生活できますよね。
また自然素材は、それぞれで特徴は異なりますが、断熱性や保温性に優れているものや、湿度を調整してくれるものなどがあります。そのような効果があれば、夏は涼しく、冬は温かいという快適な室内を保ってくれますよね。
この点も自然素材住宅のメリットといえるでしょう。
自然素材住宅のデメリット
自然素材住宅の大きなデメリットは、費用が高くなってしまうところです。通常の住宅の場合、すでに完成されている素材を設置していくだけですが、自然素材を使用する場合は、それぞれの家に合わせて一つひとつ手作業で施工していきます。
このように手間や時間がかかるうえに、自然素材は質が高いので、どうしても費用は高くなってしまうのです。また自然素材は、時間が経つと乾燥などの環境による、ひびや反りが生じる可能性があります。
確かに、自然素材住宅の費用は高いですが、それに値するくらいの特徴を持つ住宅でもあり、自然素材の変形に関しても、それが自然素材特有の味わいでもありますよね。そのため、自然素材住宅には、デメリットを超えるくらいのメリットがあるといっても過言ではないでしょう。
ポン
- 自然素材住宅とは、無垢材やセルロースファイバーなど、化学物質が含まれていない素材を使った住宅のこと
- 自然素材住宅は健康に優しく、室内の温度や湿度を快適に保ってくれる効果がある
- 自然素材は質が高く、施工に手間や時間がかかるので、通常より費用が高くなる
- 時間の経過とともにひびや反りが生じるが、それもまた自然素材ならではの「味」である
【まとめ】こんな注文住宅・建築業者を選ぼう!

担当者(打ち合わせ)の質が良い
担当者は、注文住宅を建てるためには欠かせない存在です。わたしたち素人だけでは、分からないことも多いので、注文住宅に詳しいプロのサポートが必要だと言えますよね。
そのため、注文住宅業者を選ぶときには、担当者が丁寧に打ち合わせをしてくれるのか、その打ち合わせをもとに、要望に合わせた提案をしてくれるのかを確認することが大切です。業者によっては、無料相談会を行っているところもあるので、そこを訪れてスタッフの対応を確認してみてもいいかもしれませんね。
理想の注文住宅を建てるために、質のいい担当者がいる注文住宅業者に依頼しましょう
住宅性能に優れている
住宅は長い間住んでいくものであり、大切な家族の命を守る建物であるとも言えます。その住宅が、地震や火事などの災害に耐えられない弱い家だったり、快適な温度や湿度ではない家だと困りますよね。
安心かつ、快適に生活できる家にするためには、住宅の性能に優れている注文住宅業者に依頼するといいでしょう。注文住宅業者によって採用している工法は異なりますが、中には、従来の2×4工法以上に優れている工法を取り入れている業者もあります。
そういった業者に依頼すれば、より強度な住宅を期待できることでしょう。
デザイン性が良い
注文住宅業者によってこだわりは異なり、得意としているデザインも異なります。そのため、理想のデザインに適したデザインを提供している、注文住宅業者を選ぶことがおすすめです。
デザインには、和風、ヨーロピアン、モダン、クラシック、ナチュラルなどさまざまあり、家の雰囲気を決める重要な役割を果たすものですよね。そのデザインが、自分の好みに合わないと、理想の注文住宅になりません。
特に外観は、一度デザインを決定してしまうと変更するのが難しいので、自分がどんな雰囲気の家にしたいのかをよく考えて、注文住宅業者を決めるといいでしょう。
アフターフォローも万全
いざ、住宅が完成すると、その家に何十年と住んでいくことになるので、その間に何か問題が起きないとはかぎりません。そこで、アフターフォローがある業者を選ぶことが重要です。
もしアフターフォローがあれば、定期的に点検に来てくれるので、不具合の早期発見につながり、大きな問題を防げる可能性がありますよね。またそのときに、メンテナンスをしてくれたり、お手入れの方法を教えてくれる業者もあります。
このように、アフターフォローがしっかりしている業者に依頼すれば、長い間家がダメになることなく、安心して暮らしていけることでしょう。
おすすめの横浜注文住宅業者にあわせて、注文住宅に関連する情報や業者の選び方など、さまざまな情報を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。少しでも皆さんのお役に立てていれば幸いです。
マイホームは人生に1回の大きな買い物になりますよね。それを理想の形で手に入れられるように、どんな家にしたいのかを具体的に考えて、それを叶えてくれるような、質のいい注文住宅業者に依頼しましょう。
注文住宅業者を探すときには、ぜひこちらのサイトも参考にしてみてくださいね。
ポン
【注文住宅業者を選ぶポイント】
- 担当者の質が良いか
- 住宅性能が優れているか
- デザイン性が高いか、自分が理想とするデザインに近い家をつくっているか
- アフターフォロー体制が万全か